がに股

がに股は太ももの骨の位置に関係する筋肉の影響によって引き起こされます。この筋肉のクセで足の骨格が曲がっているように見える方も多いです。骨盤が前傾(=反り腰)している方は、女性型がに股になりやすいです。骨盤が後傾している方は男性型が多いです。反り腰(=骨盤前傾)になると、股関節の内側へのねじれ(内旋)も同時に働きます。これにより太ももが内側に傾きやすくなるのです。

股関節や骨盤周辺に、筋肉の不要な緊張が発生しています。これにより、前ももや外ももがパンパンに張り、反り腰が助長されています。ある筋肉が緊張していると、その反対(対角)部位にある筋肉は、緩んでいたり、使われにくくなります。

緊張している主な筋肉は次の通りです。大腿筋膜張筋、大腿直筋、腸腰筋、腓腹筋、インナーユニット、臀筋、ハムストリングス、内転筋群です。

大腿筋膜張筋は、太腿の外側と前側にある筋肉です。骨盤の上部からヒザ周辺までという長い範囲に走っています。骨盤前傾姿勢で、大腿筋膜張筋を使っていると、ももの上部がパンパンになります。この筋肉の緊張の状態を放置してはいけません。がに股の原因になります。まずはここをマッサージで十分にほぐしてあげましょう。

いすに座り、ひざを90度に曲げてかかとを床につける。ペットボトルを太ももの骨の出っ張っているところに挟む。膝と膝とをくっつけるように力を入れて、5秒押して緩める。5秒押して緩めるのを3セット以上行うのがおすすめです。これなら座っている間にできるので、5cm程度の厚みがあるものなら、ペットボトルが無くても、丈夫で挟めるものがあればどこでもできますね。