インナーマッスルとアウターマッスル

「インナーマッスルとアウターマッスル」・・・筋肥大のスパイラルをつくろう!ある競技の日本代表選手が、こう考えていたことがあります。「インナーマッスルはアウターマッスルよりも重要である。」また、あるフィットネス愛好家はこういいます。「インナーを鍛えればカラダの芯から脂肪が燃焼される」。はたしてそうでしょうか。説明している鍛える筋肉は、ほとんどアウターマッスル。カラダの外側から見える浅い位置にあり、ボデイラインに大きな影響を及ぼすためです。また、立つ、座る、何かを持ち上げるなどの日常動作はもちろん、ダイナミックなスポーツ動作も、関節を大きく力強く動かすアウターがあればこそ。一方、インナーマッスルはカラダの奥、深い位置にある筋肉。大腰筋や腸骨筋などがそれにあたります。日常生活では、関節を安定させて適切な位置に保ちながら、ダイナミックに動く、あるいは重いものを持つといったときに使われます。

それは筋トレでも変わりません。何十㎏もの重いバーベルを扱うのに関節が不安定で適切な位置になければ、トレーニング効果が減るばかりか、怪我をする危険性も高まります。だからこそ、インナーを働かせて関節を固めるのです。インナーはアウターと異なり、肥大しても外見上は目立ちませんが、鍛えれば関節が安定して、アウタートレーニングのパフォーマンスも向上します。ともあれ、アウターを鍛えなければトレーニングで扱える重量は伸びません。またアウターのように大きな筋肉は、比較的小さな筋肉のインナーよりもエネルギー消費量が大きく、脂肪燃焼の量も大きいのです。

せっかく筋トレを始めるのですから、①アウターを鍛えて理想のカラダを目指す→②インナーを使って関節の安定性を高める→①の効率が上がる・・・という効果的な筋肥大のスパイラルを構築してはいかがでしょう。